本当の原因は家主の無関心か・・、工務店の提案不足か・・。
先週の事、屋根改修の現場に遊びに行きました。
昨年の台風により軒先が飛んでしまったのですが
それ以前より屋根の劣化はあった現場です。
結果として、原因は台風なんですが
阪神淡路大震災の時の瓦のズレを放置し、そこから雨が軒先に侵入。
軒先の木部を数年にかけて腐らせる、そして台風から改修への流れです。
垂れ下がっていた軒の反りも復活させました。
2階の庇と腰板の交換しました。
庇の上部は土壁だったのですが、昨今の台風の威力を考慮して土壁は放棄し
桁下まで腰板を延ばしました、もうこれで土壁から雨漏りの心配は無くなりました。
北面も木製引戸や雨戸から防水性能抜群のサッシ戸に交換しました。
雨水も以前は垂れ流しだったので排水工事を施し
雨が降っても家の周りに雨水が溜まらない様にしました。
今年の雨季及び台風の折、どんな状態になるかしっかりと見届けたいと思います。
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