神戸の工務店・吉岡建築の現場便り

職人が作る木の家、木造建築専門工務店。

稲穂と腰板。

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秋の祭りも終わって、本格的な稲刈りの時期になってきました。

夏は夏で台風被害に追われ、秋は秋で忙しい。

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農家さんも稲の管理が一段落して、腰板の貼替のご用命が増えるのがこの時期です。

今回はこの納屋です、色々と改築してますが元は先々代の仕事です。

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杉の腰板ですが、陽に当たって相当薄くなっています。

節もめっちゃ抜けてます。

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薄くなった腰板なんで、剥ぐの超簡単です。

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大胴縁のまで塗られた土壁は雨漏りを防ぐ為に盛られています。

盛られた土が腰板より進入した雨水を吸水します、そのお陰で室内には届きません。

シーリングなどの防水処理が無かった時代にやっていた原始的な処理です。

 

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