軒先でアタフタ。
屋根改修の現場、解体が済んで躯体が露わになりました。
どんな風に改修するか実に悩む所であります。
先の事の多くを考えずに、目の前にある状態から判断し選択を繰り返して行く予定です。
最初の選択は茅負の取付、化粧垂木の軒先は腐敗してるので切ります。
どれ位切るかは隅木の垂木配付けと和瓦の並びを考慮し決めます。
隅木の反りを考えて、茅負は木質が柔らかい杉の芯去り材を選択。
茅負に干渉する結木は少し切り、新しい化粧野地板を貼ります。
軒先以前はまだまだしっかりしている垂木です、ここはそのまま残します。
茅負の上にさらに杉材の裏甲を取り付けます。
そして上から腐ってしまった野垂木が補強しながら降りてきます。
今日の選択はここまで、明日は明日の事。
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