さようなら、入母屋さん。
屋根改修の現場、入母屋を片流れに変更しました。
その片流れの際を収めるのが破風垂木です、屋根に緩やかな曲線が出る様に木造りします。
桁や母屋、棟木と馴染むようにそれぞれの部材を削いで破風垂木を取り付けます。
際が決まれば野地板を貼って収めます。
結局の所、首尾良く勾配を連絡しました。
二重垂木が迫る勾配はその茅負の上に新規の垂木を乗せて裏甲の上端で水平にしました。
入母屋があった名残の棟木はそのまま家の一部として残しました。
次にこのお家をさわってくれる大工職人が見たら、何を思うんでしょね。
現場調査・診断・見積無料
神戸の工務店 吉岡建築
電話 078-967-5960 現場 090-3928-6449